喪失の嘆き ジェンティレスキと同世代の音楽
曲目・内容 1.モンテヴェルディ(1567-1643):Sì dolce è'l tormento - 苦しみはかくも甘き2.アレグリ(1567-1648):Primo ballo della Notte d’Amore《愛の夜の最初の踊り》 - シンフォニア3.モンテヴェルディ:Se i languidi miei sguardi - もしも私の物憂い瞳が4.トラバーチ(1575-1647):Consonanze stravaganti - コンソナンツェ・ストラヴァガンティ5.メールラ(1594/5-1665):Hor ch'è tempo di dormire - 今や眠りの時6.ファルコニエーリ1585/6-1656):Folias echa para mi Señora Doña Tarolilla de Carallenos7.ロッシ(1597-1653):mio ben - 私の愛しき8.ストロッツィ(1619-1677):Udite amanti - L'Eraclito amoroso - 恋する人たちよ聞いておくれ - 愛するヘラクレイトス9.フォンタナ(1571-1630):Sonata Settima a doi violini - ヴァイオリン・ソナタ 第7番10.ランディ(1587-1639):Alla guerra d'amor - 愛の戦い11.ロッシ:《オルフェオ》 - 第2幕の終景12.ストロッツィ:Lagrime mie - 私の涙13.カステッロ(1590頃-1630頃):ソナタ 第10番 アーティスト(演奏・出演) シルヴィア・フリガート(ソプラノ)アレッサンドラ・ロッシ・リューリヒ(指揮&チェンバロ) アカデミア・ダルカディア(アンサンブル) レコーディング 2014年10月26-28日 イタリア ロマーノ・カナヴェーゼ、サンタ・マルタ教会商品番号:CDS-7829 ET MANCHI PIETÀ - 喪失の嘆きアルテミジア・ジェンティレスキと彼女の同世代の音楽 [シルヴィア・フリガート/アレッサンドラ・ロッシ・リューリヒ//アカデミア・ダルカディア] Vocal and Chamber Music (Italian Baroque) - ROSSI, L. / MONTEVERDI, C. / STROZZI, B. (Et manchi pietà) (Frigato, Accademia d'Arcadia, Lürig) CD 発売日:2018年12月21日 NMLアルバム番号:CDS7829 DYNAMIC 17世紀、カラヴァッジオ派に属した女性画家ジェンティレスキ。
工房を営む父から絵画を学び、幼少時から優れた才能を開花させました。
しかし18歳の時に、父が彼女のための教師として雇った画家アゴスティーノ・タッシから性暴力を受けたことで生活が一変。
タッシは有罪判決を受けたものの、裁判の流れでジェンティレスキは心に深い傷を負い、その心理は代表作「ホロフェルネスの首を斬るユーディット」として描き出されたことでも知られています。
その後はフィレンツェ芸術院で初の女性会員として受け入れられ、多くの芸術家と親交を結び数多くの作品を残しましたが、彼女の成功の根源には若い頃の苦しい経験があったことは想像に難くありません。
このアルバムには彼女の13枚の絵画を掲載、その絵にふさわしい作品をアカデミア・ダルカディアが演奏しています。
愛、涙、戦い・・・これらのタイトルが彼女の生涯を端的に表現しているかのようです。
作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家) アレグリ カステッロ ストロッツィ トラバーチ ファルコニエーリ フォンターナ メールラ モンテヴェルディ ランディ ロッシ
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